928 Concept H50 (1987) "Studie H50"


1987年、4ドア・4シーターのスポーツカーの開発を試みたポルシェが 928をベースに試作したのが 928H50 です。約 25cm延長されたホイール・ベースにより、後部座席の居住性を十分に確保し、いわゆる観音開きに開く4枚のドアにより、後部座席へのアクセスも容易になっています。搭載される水冷V型8気筒エンジンは 335馬力、最高速度は 270Km/h以上といわれています。リアハッチの形状が多少異なる2台が製作された 928H50ですが、シャーシ剛性の問題から本格的な生産には至りませんでした。

この作品はフジミ (Fujimi) 1/24のキットを改造したものです。シンプルな構造のフジミのキットは部品数も少なく改造のベースには最適です。Bピラーの後側でホイールベースを 10mmほど延長し、自作のパーツでコンセプト H50 に仕上げてみました。